協会概要・沿革

本県のトラック運送業界は、「生活（くらし）と経済のライフライン」として、国民の命と暮らしを守り、産業・経済活動を最前線で支えるために、エッセンシャル事業の重責を担っているという使命感を持って、本県の基幹産業である農林水産物や製造業製品等の大切な貨物等を全国各地にお届けするとともに、県内でも県産材・建設資材・家畜飼料・石油類等の運搬や消費者に身近な宅配・引越輸送など様々な営業用トラックが活躍しています。

また、近年頻発・激甚化している大規模自然災害発生時等における緊急救援物資等の輸送業務をはじめ、本県では、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫措置に必要な資・機材等の搬送業務など積極的に対応しています。

さらに、宮崎県トラック協会では、過去の口蹄疫での経験を踏まえ、新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見をなくすための「シトラスリボン運動」に賛同し、積極的な啓発活動等を展開しています。また、運転手の法令遵守の徹底や働きやすい職場を審査・認定する「安全性優良事業所（Gマーク）」の認証制度では、本県が事業所認定率で令和2年度からの3年連続日本一の座を獲得するなど、日々運送業務の安全と効率化に向け、トラック運送業界の総力を挙げて全力で取り組んでいます。

• 国土交通省が公表する県内の貨物自動車運送事業者数（霊柩事業者を除く）は、令和4年12月末時点で、県内本社412事業所、県外本社137事業所で、県全体で549事業所（別途霊柩事業者～県外本社：1、県内本社57）である。
• 一方、令和4年12月末時点の協会会員数は、県内本社360事業所（霊柩事業者関係1組合・1事業所を除く）、県外本社104事業所である。
• 当協会の会員加入率（霊柩関係を除く）は県内本社で87.4％、県外本社で75.9％と他業界と比較しても非常に高い加入率・組織率と推察される。特に、県内本社に関しては、車両20台以上所有する事業所はほぼ協会に加入されている。
• なお、車両数（軽車両を除く）では、県内事業所全体で13,008台（国交省公表）のうち91.8％を協会会員（11,946台）が占めている。